俳優の永瀬正敏さんが、11月23日に台北市内で授賞式が開かれる第56回ゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)の最終審査員に就任することになりました。台北金馬映画祭実行委員会が10月18日、発表しました。永瀬さんは11月に台北市内で開催される金馬映画祭関連プログラムでは講師を務め、演技について台湾で映画を学ぶ学生などに伝授します。同プログラムには日本から映画監督の是枝裕和さんや美術監督の種田陽平さんも参加し、映画制作の過程について語る予定です。
永瀬さんは審査員就任について「この上なく光栄」だとし、一人の映画従事者、映画ファンとして、ノミネート作品と出会えるのを楽しみにすると同時に、審査員としての責任をしっかり果たしたいとコメントを寄せました。
同映画祭は昨年から、映画業界の各分野のプロを講師として招くプログラム「マスタークラス」(金馬電影大師課)を開催しています。今年は日本や韓国、タイ、シンガポールなど海外からも講師を迎えました。計11人の講師がそれぞれテーマを企画し、実例を交えながら映画制作について伝授します。永瀬さんは役者としての下準備や国際共同制作におけるコツを語ります。
同映画祭は11月7日から24日まで。マスタークラスは映像産業従事者や映像関連学科の学生・教員を対象としており、同18~22日に台北市内で開かれます。第56回金馬奨授賞式は11月23日に国父紀念館で開催されます。
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