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第31回金曲奨 パイワン族のアバオが3冠 年間アルバム&楽曲賞を受賞

  • 日付:2020-10-04
第31回金曲奨 パイワン族のアバオが3冠 年間アルバム&楽曲賞を受賞

台湾の権威ある音楽賞「ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)の第31回授賞式が10月3日、台北市の台北流行音楽センターで開かれ、台湾原住民(先住民)パイワン族歌手アバオ(ABAO、阿爆)の「kinakaian 母親的舌頭」が年間アルバム賞を含む最多3冠に輝きました。


アバオは年間楽曲賞、原住民語アルバム賞も受賞しました。


中国語男性歌手賞は、チンフォン(呉青峰)が「太空人」で、同女性歌手賞はワー・ウェイ(魏如萱)が「蔵著並不等於遺忘」でそれぞれ受賞しました。中国語アルバム賞にはジョアンナ・ワン(王若琳)の「愛的呼喚」が選ばれました。


日本人アーティストでは、ギタリストの大竹研が「Okinawa」でインスツルメンタル部門作曲家賞を受賞。音楽ユニット「KOBUDO-古武道-」は、ペギー・シュー(許哲珮)の「戦」で編曲家賞を手にしました。客家語アルバム賞に輝いたミサ(米莎)の「戇仔船/THE SHIP OF FOOLS」には、ベーシストの早川徹がプロデューサーとして参加しました。「夢幻」でインスト部門アルバムプロデューサー賞候補に名を連ねていたドラマーの坂本健志は受賞を逃しました。


今年の金曲奨にはアルバム・EP1348枚、計1万9461件の作品の応募がありました。