現代美術家の董陽孜さんが、ニューヨークにあるメトロポリタン美術館のグレートホールに展示するための大型書道作品2幅を創作。その作品が2024年11月21日から25年4月8日まで展示されます。董さんにとって、今回のコミッション作品が米国での初展示となります。
メトロポリタン美術館は董さんについて、現在、書道作品の創作を専門とする美術家で最も著名な一人であり、大型作品で広く名を知られていると紹介。今回は、同美術館のグレートホールに展示するために新作2幅を創作すると説明しています。また、董さんの作品は漢字を3次元空間に取り込んで対話し、こうした芸術形式の概念と構図上の制限を打破しながらも、書道が文字の芸術として存在する理由もとどめていると指摘しています。