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台湾のダンスカンパニー「丞舞製作団隊」、フランスの芸術祭「Tant qu’on danse」に出演

  • 日付:2024-01-26
台湾のダンスカンパニー「丞舞製作団隊」、フランスの芸術祭「Tant qu’on danse」に出演

台湾のダンスカンパニー「丞舞製作団隊(B.DANCE)」が、欧州で春季公演ツアーをスタートさせました。文化部(文化省)の海外拠点の一つ、駐フランス代表処台湾文化センターの支持を得て、1月11、12日にフランスのセナール劇場(Théâtre-Sénart)で、舞台作品「Alice」を上演。パリ近郊にあるセーヌ・エ・マルヌ県の芸術祭「Tant qu’on danse」のオープニングを務めました。

 

「Tant qu’on danse」は、精緻で高いレベルのダンス作品をセーヌ・エ・マルヌ県に呼び込み、また、地域にダンス教育を根付かせて人材を育成するため、同県の芸術文化推進機関であるAct’artが2023年に創設。公演やダンス体験カリキュラムなどを行っています。第2回となる今年は、1月11日から2月4日の日程で行われ、丞舞製作団隊は、県内の国立劇場3カ所、ダンススクール6校で公演、ワークショップ、マスタークラスといったイベントを行います。

 

振付師の蔡博丞さんの舞台作品「Alice」は、西洋の児童文学の名作「不思議の国のアリス」に独自の視点と解釈を加えたもの。丞舞製作団隊は、「Tant qu’on danse」に参加した後、フランス、ドイツ、スイス、スペイン、ルクセンブルクの欧州5カ国を回るツアーを実施。1~2月にかけて、「Alice」と「浮花」を上演します。

 

「Tant qu’on danse」の公式サイト:https://www.actart77.com/programmation/