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ドキュメンタリー監督・李靖恵さんの新作「愛子帰来」、米カリフォルニアで巡回上映

  • 日付:2024-01-26
ドキュメンタリー監督・李靖恵さんの新作「愛子帰来」、米カリフォルニアで巡回上映

台湾のドキュメンタリー監督である李靖恵さんの新作「愛子帰来(Come Home, My Child)」が1月23日から2月4日にかけて、米カリフォルニア州南部で巡回上映されます。このドキュメンタリー作品は昨年11月、サンディエゴ・アジアン映画祭で初上映され、コンペティション部門にノミネートされました。

 

「愛子帰来」は、10年にわたり撮影されたドキュメンタリー。主人公である楊ママは、家庭での大きな不幸を経て、台湾から米国に渡って新しい生活に踏み出しました。その不安定な生活の中で生きる力を見つけ、米国の獄中にいる受刑者との交流により、親子のような情を育みます。この作品は、台湾の母の愛情が民族と国境を超える様子が描かれています。

 

李監督はドキュメンタリー撮影に身を投じて20年余り。2012年の作品「麺包情人(Money and Honey )」では、老人ホームで働くフィリピン人介護職員を撮影し、多くの国際映画祭で高く評価されました。