優秀な若手人材の育成を目的として、国立台湾交響楽団（NTSO）は長年にわたり、NTSOインターナショナル・ユース・オーケストラ・キャンプ（NTSO国際青少年管弦楽営）を開催しており、今年は8月15日から20日の日程で研修を行います。研修終了後には4回の公演を予定しており、台中市の台中国家歌劇院大劇場で8月21日に、高雄市の衛武営国家芸術文化センターのコンサートホールで8月23日に演奏します。その後、タイでの巡回公演に出発し、タイ台湾会館（The Taiwan Association of Thailand）で8月25日に、シラパコーン大学で8月26日に公演します。
国立台湾交響楽団の劉玄詠団長によりますと、今年度のキャンプでは、若くて実績があり、経験豊富な音楽家を多く講師として招き、各パートを指導してもらうよう計画しています。キャンプの指揮者として廖元宏さんを招いているほか、若手ながら内外の舞台で活躍するチェリストの陳南呈さんも招いており、皆さんに新鮮みのある感動的な楽章をお届けしたいということです。