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30周年のブズール国際アジア映画祭、台湾がテーマ国に

  • 日付:2024-02-07
30周年のブズール国際アジア映画祭、台湾がテーマ国に

文化部(文化省)の海外拠点の一つ、駐フランス代表処台湾文化センターと、ブズール国際アジア映画祭(FICA)は今年、ともに設立30周年を迎えました。両者は今年、手を組んで、台湾をテーマ国とするイベントを展開。2月6日から13日の映画祭期間中、台湾映画19作品を上映し、円卓会議を開きました。

 

ブズール国際アジア映画祭は1995年の創設。フランス東部の同名都市で開催され、フランスの十大映画祭の一つに数えられます。欧州でも歴史のあるアジア映画祭で、毎年3万人近い観客が訪れます。

 

台湾の映画、ラジオ、テレビなど視聴文化資産の保存を担う国家電影及視聴文化中心(TFAI)協力の下、映画祭では、戒厳令下で制作された映画や、80~90年代のニューウエーブ映画、国際的映画祭で相次ぎ受賞した世界的な監督の作品、さらには、台湾の女性監督による作品が上映されました。

 

映画祭では台湾映画の上映のほか、円卓会議も開催。台湾の映画監督であるゼロ・チョウ(周美玲)さん、ラハ・メボウ(陳潔瑤)さん、撮影監督のホホ・リュウ(劉芸后)さん、台湾映画の専門家であるWafa Ghermani(中国語名・倪娃法)さん、映画監督のJean-Robert Thomann(中国語名・尚若白)さんが出席しました。

 

ブズール国際アジア映画祭公式サイト

https://www.cinemas-asie.com/en/films/focus-on-taiwanese-cinema.html