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フランスの映画祭で台北を見る―都市発展の軌跡を示す15作品上映

  • 日付:2024-02-23
フランスの映画祭で台北を見る―都市発展の軌跡を示す15作品上映

文化部(文化省)の海外拠点の一つである駐フランス代表処台湾文化センターと台湾の映画、ラジオ、テレビなど視聴文化資産の保存を担う国家電影及視聴文化中心(TFAI)、フランスの映画祭「レンヌ・トラベリングフェスティバル(Festival Travelling de Rennes)」の三者が手を組み、2月20日から27日の期間中、「台湾―台北」をテーマ都市とした企画を開催。レンヌをはじめとするブルターニュ地域の20余りの映画館で台湾映画が上映されました。フランスの一つの映画祭としては、過去最大規模の台湾映画の上映となりました。

 

今年35周年を迎えたレンヌ・トラベリングフェスティバルは、毎年フランス西部・ブルターニュ地域の首府であるレンヌで開催され、映画を通して、観客に特定の国・都市への旅を楽しんでもらおうとするものです。今年は台湾がテーマ国に選ばれ、台湾の映画監督であるホウ・シャオシェン(侯孝賢)、エドワード・ヤン(楊徳昌)、ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)、チェン・シンイー(陳芯宜)、ミディ・ジー(趙徳胤)、ミミ・リー(李美彌)の6人を取り上げた企画が行われました。また、武侠アクションや台湾原住民(先住民)、ダンス映像を中心としたそれぞれの企画では、映画のジャンルや文化の枠組みから、台湾の映像創作が多元的に発展してきた一面が紹介されました。

 

レンヌ・トラベリングフェスティバルの公式サイト:https://www.clairobscur.info/ta%C3%AFwan-grand-angle-films-3352-0-0-0.html