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台湾出身アーティスト、サンフランシスコのデ・ヤング美術館で個展

  • 日付:2024-02-29
台湾出身アーティスト、サンフランシスコのデ・ヤング美術館で個展 (Photo Courtesy of LEE Studio)

台湾出身で米国在住のアーティストであるリー・ミンウェイ(李明維)さんが、米サンフランシスコにあるデ・ヤング美術館で、初めての大型個展「李明維:心之所繋(Lee Mingwei: Rituals of Care)」を開催中です。開幕前から、英大手紙ガーディアンなど多くの国際メディアが注目し、2024年必見の展覧会と評されています。会期は7月7日まで。

 

デ・ヤング美術館のトーマス・P・キャンベル(Thomas P. Campbell)館長は2月15日のプレビューデーで、リー・ミンウェイさんの作品は美術館にかつてない活力を与えるとし、彼の作品は人の心を落ち着かせると説明。特に、観客参加型の作品スタイルは、美術館を美術館としてだけでなく、人と人の交流の場、内省する場にするものだと評価しています。

 

アーティストのリー・ミンウェイさんは台湾生まれで、現在、台北、ニューヨーク、パリを拠点としています。カリフォルニア美術大学卒業、エール大学大学院美術修士。リーさんの参加型アートのインスタレーションとパフォーマン作品は、見知らぬ人をオープンな場の日常的なやりとりに誘い、信頼、親密さ、自己認識を探るものです。また、会期中にさまざまな変化が生まれ、観客は独特のアートを体験することができます。