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シアトル国際映画祭、エドワード・ヤン回顧展を開催

  • 日付:2024-04-03
シアトル国際映画祭、エドワード・ヤン回顧展を開催

文化部(文化省)の海外拠点の一つである駐ロサンゼルス台北経済文化弁事処台湾書院とシアトル国際映画祭(Seattle International Film Festival, SIFF)が協力し、4月1日から4月18日の期間、「エドワード・ヤン(楊徳昌)回顧展(The Films of Edward Yang)」を開催しています。映画館SIFF Cinema Egyptianで、エドワード・ヤン監督の長編作品「独立時代(エドワード・ヤンの恋愛時代)」、「麻将(カップルズ)」、「青梅竹馬(台北ストーリー)」、「牯嶺街少年殺人事件」、さらには、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した「一一(ヤンヤン 夏の思い出)」といった長編5作品を上映します。

 

1994年公開の「独立時代(エドワード・ヤンの恋愛時代)」は、エドワード・ヤン監督の代表作である「新台北3部作」の第1部に当たり、不条理なコメディータッチで、資本化に向かう社会の中で、自由解放をうたいながら文化が乱れ、道徳的秩序が失われる台湾社会を風刺しています。96年公開の「麻将(カップルズ)」は3部作の第2作で、都市・台北のポストコロニアル、グローバル化における虚無や当惑を描いています。2000年の「一一(ヤンヤン 夏の思い出)」は、エドワード・ヤン監督の最高傑作といわれる作品。台北の中産階級家庭で、各世代の人が、自身の境遇に迷いながら、それぞれの答えを模索していきます。

 

シアトル国際映画祭「エドワード・ヤン回顧展」のイベントサイト:https://www.siff.net/programs-and-events/the-films-of-edward-yang