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京都で台湾デザインの展示イベント=台日文化の融合を表現

  • 日付:2021-11-04
京都で台湾デザインの展示イベント=台日文化の融合を表現

台湾デザインを紹介する展示イベント「未来の花見:台湾ハウス」が、京都市下京区のザ・ターミナル・キョウトで開催されています。日本らしさの漂う町屋の建物を展示空間とし、台日文化の融合と共演を表現しています。

「未来の~」は台日のアーティストらによる大規模文化交流イベント「Taiwan NOW(台湾ナウ)」の一環として開催。10 月 2 日から同 17 日に東京でも行われ、京都では 11 月 7 日まで開かれます。

会場では、台湾デザイン産業の象徴的な事例を 10 件紹介。また台湾で注目を集める 8 組のクリエーターが、再生可能な素材を使用して台湾の植物のイメージを再解釈し、台湾のデザインエコシステムの多様性と協調性を表現しました。

イベントを実施する台湾デザイン研究院の担当者は、メディアの取材に対し、京都の文化や生活と融合させるため、一般の人が暮らす町屋を会場に選んだと説明。修復に際して過度に直さず、本来の様子を復元するだけにとどめたところ、「台湾の野の花園」のイメージを表現するのにふさわしい場所になったと話しました。

文化の日の 11 月 3 日には台北駐大阪経済文化弁事処の張永賢副処長(副総領事に相当)が参観し、台湾クリエーターの実力や台湾社会のエコに対する意識の高さに感心したと語りました。