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インディーズバンドが来日公演、「台湾文化特集」が盛況のうちに閉幕

  • 日付:2023-08-25
インディーズバンドが来日公演、「台湾文化特集」が盛況のうちに閉幕

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと日本の山口市にあるアートセンター「山口情報芸術センター(YCAM)」の協力で「台湾文化特集」が開催されました。8月7日には東京青山にあるライブハウス「月見ル君想フ」で、「美麗島Underground」と題した台湾のインディーズバンド公演を開催。真夏の日本で台湾カルチャーによるビジュアルと音楽のうたげが催されました。20日間にわたって山口と東京で開催された「台湾文化特集」は盛況のうちに幕を閉じました。

 

台湾文化センターは、台湾文化のコアコンテンツと産業が日本の芸術文化エコシステムに進出できるよう、近年、各地の主要イベント会場との協力を続けていると説明。今回は、山口情報芸術センターと初めて「台湾文化特集」を共同開催しました。名作や現代の台湾映画上映、インディーズバンドの日本巡回公演、トークイベントなど、一連のイベントを通して、日本各地で台湾文化と出会う素晴らしい体験を作り上げることができたと述べています。

 

「台湾文化特集」は映画の上映で開幕。山口情報芸術センターで7月19日から8月6日の期間、1960年代からブームとなった武侠映画の大作や台湾ニューウエーブの代表作、白色テロ、移行期正義、学生運動に関連したテーマの作品を上映しました。上映された作品は、「空山霊雨(クウザンレイウ)」「坊やの人形(原題:兒子的大玩偶)」「返校 言葉が消えた日(原題:返校)」「私たちの青春、台湾(原題:我們的青春、在台湾)」など20作品。また、映画制作に携わる台湾、日本の業界人が出席するトークイベントも3回開催されました。

 

このほか、ライブコンサート「美麗島Underground」では、台湾のインディーズバンド「落差草原WWWW(Prairie WWWW)」、「Mong Tong」「百合花(Lilium)」が8月5日に山口情報芸術センターで、8月7日にはライブハウス「月見ル君想フ」で公演。台湾ならではの音楽パワーを発揮しました。