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台日音楽交流イベント「2023島嶼音楽祭」が沖縄で開催

  • 日付:2023-10-05
台日音楽交流イベント「2023島嶼音楽祭」が沖縄で開催

台湾と日本の音楽交流イベントで、国立台東生活美学館主催の「2023島嶼音楽祭」は今年、第10回を迎えました。このイベントは、台湾東部の花蓮、台東と、沖縄県を順繰りに会場として開催され、両エリアの文化と音楽を披露してきたほか、深い友情も育んできました。

 

「2023島嶼音楽祭」は9月16日と17日、沖縄県那覇市の桜坂劇場で開催。花蓮、台東からは、金曲奨(ゴールデンメロディーアワード)受賞者でパイワン族の桑梅絹、巴頼、客家語歌手の謝宇威、台湾語歌手の楊逸文、卑南阿美青春歌隊、太魯閣木琴の伝承者である謝皓成、さらには、大恭、林孟萱、阿紀・魯木、拉黎楽此・魯木といった皆さんが参加。沖縄からは、桜庭歩、又吉ゆい、稲嶺幸乃、JUJUMO、ハリクヤマクの皆さんが参加しました。多様な文化、そして、伝統と現代が見事に融合した、独自の音楽が奏でられました。

 

この音楽祭のテーマは、9月16日が「伝統のリズム-Traditional rhythm」、9月17日は「沖縄×台湾のポップ-Okinawa and Taiwan pop」でした。

 

国立台東生活美学館によりますと、今回の日本訪問では、音楽祭のほか、地元の小学校や住民らとの音楽や踊りでの交流が行われました。また、沖縄伝統の「紅型染め」体験もあり、音楽による交流だけでなく、互いの文化を理解し、学ぶことができたといいます。そして、今後は音楽だけでなく、文化、芸術といった多くの分野で、沖縄とのより深い連携が築けると期待を寄せました。