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台湾のダンスカンパニー、スペイン・バルセロナで上演

  • 日付:2024-02-27
丞舞製作団隊「浮花」01_写真提供_BDANCE

文化部(文化省)のサポートにより、台湾のダンスカンパニー「微光製造(Shimmering Production)」と「丞舞製作団隊(B.DANCE)」が2月17日と18日、スペインのバルセロナにあるメルカット・ダ・ラス・フロールス劇場(Mercat de les Flors)で、「台湾全景(Panorama TAIWAN)」と題するプログラムに出演。微光製造は「捺撇(Beings)」、丞舞製作団隊は「浮花(Floating Flowers)」という演目を上演し、台湾のコンテンポラリーダンスの独自の魅力を欧州の観客に披露しました。

 

「微光製造」は、芸術監督のワン・ユーグァン(王宇光)さんとダンサーのリー・インイン(李尹桜)さんが2019年に設立。コンテンポラリーダンス作品を創作するほか、ダンスワークショップ「到処跳舞」を展開し、身体に対する探求、問いかけを通して、コンテンポラリーボディーの独自性を創作し続けています。作品「捺撇」は、紙とインクを用いて2人で行うパフォーマンスで、存在の関連を分解しようと試みるものです。

 

また、「丞舞製作団隊」は、振付師のベンソン・ツァイ(蔡博丞)さんが2014年に創設。台湾の若者世代のオリジナル舞台芸術の推進に力を入れ、欧州市場に展開しています。「浮花」は、他界した振付師自身の父に哀悼の意をささげる作品で、現在の人生に対する思索でもあり、台湾の民間信仰で行われる「放水燈(灯籠流し)」にインスピレーションを得たものです。

 

微光製造「捺撇」

プロモーション動画:https://youtu.be/T3rCSMVBin8

 

丞舞製作団隊「浮花」

プロモーション動画:https://youtu.be/F8RktyLsMSY