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ツァイ・ミンリャン監督の「無所住」、スミソニアン国立アジア美術館で全米初上映

  • 日付:2024-03-11
ツァイ・ミンリャン監督の「無所住」、スミソニアン国立アジア美術館で全米初上映

国際的にも有名なツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督が2012年から取り組んでいる「行者(Walker)」シリーズの第10作となる「無所住(Abiding Nowhere)」が、第74回ベルリン国際映画祭のベルリナーレ・スペシャル部門で2月20日、世界初上映されました。その後、同作品は3月1日、ロケ地である米ワシントンにあるスミソニアン国立アジア美術館(フリーア美術館)のメイヤー音楽堂(Meyer Auditorium)で全米初上映。ツァイ監督と出演した俳優のリー・カンション(李康生)さん、Anong Houngheuangsyさんがオンラインで上映後のトークセッションに登場しました。

 

「無所住」はスミソニアン国立アジア美術館の委託を受けて制作されたもので、2023年の同美術館100周年を記念する重要な作品です。台湾の文化部(文化省)も多大なサポートを行ったほか、テレビ局の公共電視も出資しています。