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ガラス乾板で台湾のかつての歴史を再現

  • 日付:2019-04-13
ガラス乾板で台湾のかつての歴史を再現

ガラス乾板で台湾のかつての歴史を再現 「光と影は鏡の如く~ガラス乾板写真展」、東京・台湾文化センターで開催


日本統治時代のガラス乾板写真や関連の文物を展示する「光と影は鏡の如く~ガラス乾板写真展」が4月12日、東京都の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで開幕しました。ガラス乾板とは、フィルムが普及する前に使用された感光材料の一つです。王淑芳センター長は、同展を通じて、台湾と日本がガラス乾板写真の保存について交流を深めることに期待を示しました。6月28日まで開かれます。


同展では、日本統治時代に生まれた張朝目、方慶綿、トウ南光など、台湾を代表する写真家6人の作品や関連史料などを展示し、台湾の近代写真史や撮影技術の発展などを伝えています。(トウ=登におおざと)


展示品の中には張朝目が1925(大正14)年に留学した日本の写真専門学校のパンフレットもあります。キュレーターの張蒼松氏は、写真史の研究にも役立つとアピールし、台湾における撮影の歴史や社会の変遷、写真家の生涯などを日本の参観者に伝えたいと意気込みました。