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日本統治時代の公会堂改修に8千万円投じる/台湾・台南

  • 日付:2016-08-10
日本統治時代の公会堂改修に8千万円投じる/台湾・台南

南部・台南市新化区に日本統治時代から残る歴史的建造物「旧新化郡公会堂」の修復工事が8月1日に始まりました。2018年4月の完成を予定しています。完成後は図書館として活用される見通しです。


1936(昭和11)年に竣工したこの公会堂は、日本統治時代には卒業式の会場や結婚写真の撮影スポットなどとして利用されました。戦後は地域の集会施設となり、様々な催しが開かれました。2008年6月には市の歴史的建造物に指定されています。


建物は1960年代に正面部分が改築されており、今回の修復では改築以前の姿が一部再現されるそうです。


費用の 2500万台湾元(約8100万円)は台南市政府と文化部(文化省)によって負担されます。