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台湾の先住民描いた映画「太陽の子」、日本初上映

  • 日付:2016-06-25
台湾の先住民描いた映画「太陽の子」、日本初上映

台湾原住民(先住民)にスポットを当てた台湾映画「太陽の子」(太陽的孩子)の上映会が6月24日、東京都の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで行われました。同作品が日本で上映されるのは初めてとなります。



同作は、台北で働く先住民の女性が、台湾東部・花蓮にある故郷のかつての姿を取り戻そうと、地元の人々とともに棚田の再生を目指す物語で、実話をもとに製作されました。昨年は、台湾の権威ある映画賞「金馬奨」で脚色賞など3部門にノミネートされ、最優秀歌曲賞を受賞しました。



上映会には、同代表処の謝長廷代表(大使に相当)も出席し、同作について、少子高齢化や自然災害など、台湾と日本が直面している問題が扱われていると紹介しました。



また、同作の監督の一人であるチェン・ヨウジエ(鄭有傑)氏と、日本での上映に尽力したジャーナリストの野嶋剛氏によるトークイベントも行われ、上映会を盛り上げました。



7月3日に台湾文化センターで追加上映が行われるほか、山形や沖縄などでの上映も計画されています。