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大阪アジアン映画祭で台湾特集 文化部の陳永豊政務次長があいさつ 

  • 日付:2016-03-07
大阪アジアン映画祭で台湾特集 文化部の陳永豊政務次長があいさつ 

今年で11回目を迎えた大阪アジアン映画祭が4日、開幕し、日本統治時代の台湾で生まれた日本人の姿を追ったドキュメンタリー映画「湾生回家」がオープニングを飾りました。同映画祭では、特集企画「台湾:電影ルネッサンス2016」が組まれ、台湾映画6作品が上映されました。


この日行われたオープニングセレモニーには、各作品の監督やプロデューサーが出席しました。昨年日本で公開された台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」に出演した俳優の永瀬正敏も登場し、「アジアの映画人の皆さん、ようこそ日本へ」と歓迎しました。


同映画祭の台湾特集は、2014年から文化部(文化省)の協力により行われています。同部の陳永豊・政務次長は、「湾生回家」について、人々を感動させる台日の「絆」の物語であると語りました。


大阪アジアン映画祭で過去に上映された台湾映画「KANO」や「セデック・バレ」(賽徳克・巴莱)、「天空からの招待状」(看見台湾)は、その後日本で一般公開されました。


今年特集として上映された作品は、「湾生回家」のほか、ドキュメンタリー「雲の国」(雲之国)、昨年興行収入4億台湾元(約14億円)以上の大ヒットを記録した日本初上映の「私の少女時代」 (我的少女時代)、アイドルグループ「S.H.E」のメンバー、エラ(陳嘉樺)が主演する「欠けてる一族」(缺角一族)、10代で1児の父母となったカップルの姿を描いた「The Kids(仮)」(小孩)、金馬奨50周年を記念して製作された「あの頃、この時」(我們的那時此刻)。


このうち、「欠けてる一族」は、コンペティション部門にノミネートされました。


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