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台湾・沖縄をつなぐ音楽文化交流 「2014島嶼音楽フェスティバル」開幕

  • 日付:2014-06-12
台湾・沖縄をつなぐ音楽文化交流 「2014島嶼音楽フェスティバル」開幕

台湾東部の花蓮と台東で6月14日から22日にかけて、島々の間での音楽交流をめざした「ホットアイランドミュージックフェスティバル」(島嶼音楽季)の第1回目が文化部所属の国立台東生活美学館によって開催され、地元や沖縄など3地域の音楽グループ6組が参加します。


花蓮から出演するのは、タロコ族出身のミル・ロキン(米麓洛金)。魂を揺さぶるような透き通った歌声で故郷への想いを歌い、アミ族のモイェン(莫言)はその独特の変化に富む歌声で生命の感動と祖先から伝わる言葉を表現します。


沖縄のjujumoは沖縄音楽とワールドミュージックを融合させ、大地に脈打つ生活の息吹を歌い上げ、Harukaze東風は日本の東北地方の三味線と沖縄の三線(さんしん)に太鼓という絶妙な楽器の構成による演奏を披露します。


台東・大武のパイワン族、ダカノウ&サウニャウは伝統のメロディーに加え、自然との共生を歌い込んだ創作曲で大地への尊重を呼びかけます。また、台湾の金馬奨・金音奨・金曲奨の3賞受賞を果たした実力派のスミン(舒米恩)はその歌声を通してアミ族の生活の知恵の現代生活への融合を歌う。


「ホットアイランドミュージックフェスティバル」は6月14日~15日に花蓮文化創意産業園区で、6月21日~22日には台東・鉄花村で、それぞれ音楽会1回とワークショップ2回が開催される予定です。


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