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台湾の貸本屋と漫画の100年を振り返る展覧会が東京で開催

  • 日付:2023-10-19
台湾の貸本屋と漫画の100年を振り返る展覧会が東京で開催

国立台湾歴史博物館が企画した「台湾漫画史不思議旅行 -貸本屋さんと漫画の100年- 展」が10月6日、明治大学で開幕し、台湾の貸本屋と漫画の百年にわたる歴史の移り変わりを日本の皆さんに紹介しています。

 

この展覧会は昨年末、北九州市漫画ミュージアムで開催されて好評を博し、今年は漫画研究の聖地といわれる明治大学米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館に場所を移して開催されることになりました。

 

「台湾漫画史不思議旅行 -貸本屋さんと漫画の100年- 展」は「貸本屋」をテーマとして、日本統治時代から百年にわたる台湾の貸本屋と漫画の歴史を紹介。台湾の社会や政治が移り変わる中での貸本屋と漫画の歩みを振り返るものです。

 

この展覧会では、時代ごとに流行した漫画のジャンルや台湾の任侠漫画、漫画検閲制度といったテーマを紹介。会期を三つに分けて、「日本統治期~1960年代」「1960年代~1990年代」「1990年代~現在」について展示します。台湾の写真や日本の漫画を台湾と日本の近代史に照らし合わせることで、台湾と日本の近代の歴史の流れと背景を分かりやすくしています。

 

書籍を中心に展示する「台湾漫画史不思議旅行 -貸本屋さんと漫画の100年- 展」は2024年2月12日まで開催されます。