メインのコンテンツブロックにジャンプします

東京で台湾人画家の個展 李元総統と安倍元首相を題材に台日の絆描いた油絵も

  • 日付:2023-11-15
作曲家で画家の邱貴さん

画家の邱貴さんの個展が11月15日、東京・虎ノ門の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで始まりました。李登輝元総統と安倍晋三元首相をテーマに台湾と日本の絆を描いた作品もあり、邱さんは、天国にいる2人の着飾らない姿を想像したと説明しました。

 

作曲家でもある邱さんは約9年前から絵を描き始め、台湾の昔の農村風景や民間の祭りを題材に、幼少期の記憶を表現しています。李氏と安倍氏を描いた絵は、昨年安倍氏の家族と知り合い、同年7月から手掛け、先月完成したばかりだといいます。満開の桜や富士山、台湾最高峰の玉山の他、台湾特産の高山茶と安倍氏の出身地、山口県の日本酒なども描かれました。

 

オープニングセレモニーは安倍氏の妻、昭恵さんも出席。謝長廷駐日代表(大使に相当)から、安倍夫妻を描いた邱さんの絵を贈ることが伝えられると、昭恵さんは涙を浮かべました。

 

邱さんの個展は12月14日まで開催されます。