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高雄に新たな芸術文化センター、10月開館  南部の芸術発展の中心に

  • 日付:2018-09-12
高雄に新たな芸術文化センター、10月開館  南部の芸術発展の中心に

国立芸術施設「衛武営国家芸術文化センター」が南部・高雄市で1013日に開館します。開館を前に、同センターをナショナル・パフォーミング・アーツ・センター(国家表演芸術中心、NPAC)に移管する式典が95日、同所の劇場で開かれました。南部の芸術の中心的役割を担い、NPACが管轄する国家両庁院(台北市)、台中国家歌劇院(台中市)と共に、台湾の舞台芸術の活性化や世界への発信を進めていくことが期待されています。


衛武営国家芸術文化センター内にはオペラハウス、コンサートホール、劇場、リサイタルホールの4つの室内ホールが設けられ、座席総数は6000席近くに上ります。南北の均衡ある発展を目指す行政院(内閣)によって2003年に計画が発表され、軍用地を公園として整備し、その中に建設されました。総事業費は107億台湾元(約387億円)を超えます。


式典に出席した鄭麗君文化部長(文化相)は、同所がアジアの文化の新たなランドマークになることに期待を寄せました。 NPACの朱宗慶董事長(会長)は、開館1年で入場者数25万人の目標を達成することに自信をみせました。