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国家映画センター上棟式 新北市に建設、2020年完成へ

  • 日付:2018-12-19
国家映画センター上棟式 新北市に建設、2020年完成へ

北部・新北市新荘区に建設中の「国家映画センター」(国家電影中心)で12日、上棟式が行われました。新北市政府は同センターの完成後、同市が台湾映画と世界の交流の窓口となるとともに、台湾映像産業を代表する拠点となることに期待を寄せています。完成は2020年を予定しています。


映画産業の発展に力を注いでいる同市。昨年11月にはドキュメンタリー映画を主に上映する文化施設「府中15」をリニューアルオープンさせました。国家映画センターは映像資産の救出と保存を目的とした施設で、建設計画は新北市と文化部(文化省)の共同で進められています。地下1階、地上4階建てで、総工費は4445万台湾元(約148900万円)。同センターを中心とした「台湾映画文化パーク」(台湾電影文化園区)の整備計画も進められています。


同市政府新聞局の張其強局長は、同パークは映像や音声に関わる技術、人材、資金などを総合的にまとめたプラットフォームになるとの見通しを示しました。来年から企業の誘致を始める予定で、将来的には映画賞やテレビ番組賞など、大型のイベントを同パークで開催できればと述べ、中央省庁の支持を求めました。


式典に出席した同市の朱立倫市長は、同パークは映画産業に従事する若者たちに活躍の場やリソース、チャンスを与えることができると自信を見せました。