メインのコンテンツブロックにジャンプします

本の祭典「台北国際ブックフェア」開幕 読書の素晴らしさ伝える

  • 日付:2019-02-12
本の祭典「台北国際ブックフェア」開幕 読書の素晴らしさ伝える

文化部が主催する2019年の「第27回台北国際ブックフェア」(台北国際書展)が2月12日、台北市の台北世界貿易センターで開幕しました。同日午前に開かれた開幕式には陳建仁副総統や鄭麗君文化部長、蕭宗煌文化部政務次長らが出席しました。今年のブックフェアは「読書は素晴らしい」をテーマに、読書を楽しむのはいつでも、どこでもふさわしいというメッセージを伝えています。


ブックフェアには世界71カ国・地域の出版関係者が集い、日本人作家も多数参加します。日本人作家関連の催しとしては、ベストセラー「嫌われる勇気」の作者、岸見一郎氏の講演会や小説「コーヒーが冷めないうちに」の川口俊和氏と台湾の若手作家との公開対談、直木賞作家の東山彰良氏の新書発表座談会などが予定されています。


会場には、台湾の文化を発信するエリアを設けられました。台湾最高の賞金額を誇る文学賞「台湾文学賞」に関する特別展のほか、台湾の漫画・アニメの世界を体験できる展示が行われています。大量のバイクが下り坂を流れ落ちるように走る台湾の珍風景「バイクの滝」をVR(仮想現実)で実感できるコーナーも設置されました。


ブックフェアは17日まで、台北世界貿易センター1、3号館で開かれます。


› http://www.tibe.org.tw