台湾のテレビ番組の祭典「第54回ゴールデン・ベル・アワード」(電視金鐘奨)授賞式が10月5日、台北市の国父紀念館で行われ、今春放送されて話題を集めたドラマ「悪との距離」(我們与悪的距離)が連続ドラマ作品賞など最多6部門を受賞しました。
同作は無差別殺人事件を題材とし、加害者や被害者、支援者、メディアなど事件を取り巻くさまざまな立場の人々の異なる視点を通じて「悪との距離」を描いた作品です。3月下旬に台湾で放送開始されると評判を呼び、高視聴率を記録しました。
同アワードは台湾制作のドラマからバラエティー、生活、紀行、子供向けなどまで幅広いジャンルの番組やその出演者、制作者らを表彰しています。今年は39部門で争われ、計1995件の応募がありました。
連続ドラマ部門助演男優賞には日本人俳優の蔭山征彦さんがノミネートされていましたが、受賞は逃しました。
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