台北市の中正紀念堂で12月29日、3Dアートの特別展「逗陣遊台湾Amazing Taiwan」が開幕しました。台湾の観光名所6カ所が3Dアートで再現され、文化部(文化省)の李静慧政務次長は「展覧会で気軽に台湾を巡ってほしい」とアピールしました。
3Dアートとして描かれたのは、北東部・宜蘭県の亀山島、中部・南投県の清境農場、離島・金門県の守り神「風獅爺」(シーサー)など。特別な装置を着用することなく台湾の立体的な風景と記念撮影することができます。
2020年も同様の展覧会が開かれましたが、今年は道教の神様「三太子」の要素を新たに取り入れ、台湾の寺廟文化を紹介しています。入り口では著名な画家、陳明山さんが描いた台湾伝統芸能の劇場の門が来場客を迎えます。
2022年8月14日まで開かれます。
(写真は文化部提供)