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「台湾漫画夜市」、リアルとオンラインで同時開催 台湾ならではの形で漫画を紹介

  • 日付:2020-12-21
「台湾漫画夜市」、リアルとオンラインで同時開催 台湾ならではの形で漫画を紹介

台湾のオリジナル漫画をPRするイベント「台湾漫画夜市」が11月20日、東京都虎ノ門の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで始まりました。日本人にもよく知られるナイトマーケット(夜市)をコンセプトに、台湾人漫画家25人の作品を紹介しています。オンラインでも同時開催し、台湾ならではの形式を通じて台湾漫画の魅力を日本各地の人々に伝えます。

イベントは、同センターと文化部(文化省)所管の独立行政法人、文化内容策進院(文策院)が共同で開催しました。紹介されている作品の題材やジャンルは、台日の歴史や台湾文化、ファンタジー、文芸などさまざまです。ウェブサイトには台湾ならではの夜市の風景が描き出され、屋台ごとに各作品のストーリーや作者の略歴を紹介することで「夜市を散歩しながら物語を楽しむ」感覚を味わうことができます。夜市の作画は、同センターのパンフレット制作にも携わった漫画家の左萱(さけん)さんが担当しました。

このほかにも、漫画家のAKRUさんと日本人編集者の竹中式子さんが台湾の動画や漫画を紹介する動画がユーチューブで配信されます。公開が予定されている内容は、「BLだけじゃない!セクシャルマイノリティのストーリーが熱い」「日台友好?日本に関する物語がこんなにたくさん」「自由で個性炸裂!コスプレイヤーだって国会議員」などとなっています。

台湾文化センターは、会場に足を運べない人にも日本語特設サイト(https://event.creative-comic.tw/twmangajp/)や動画を通じて漫画夜市を楽しみ、台湾のオリジナル漫画について知ってほしいとしています。開催期間は暫定的に、来年3月までとなっています。