メインのコンテンツブロックにジャンプします

台湾画家の作品を展示 駐日代表処、台湾の美しさを日本に紹介

  • 日付:2018-05-22
台湾画家の作品を展示 駐日代表処、台湾の美しさを日本に紹介

東京都の台北駐日経済文化代表処で20日、台湾人画家が手掛けた絵画作品の展示が始まりました。1980年代の台湾の生活風景や台湾原住民(先住民)をテーマにした作品などが飾られています。同日開かれた開幕式典で同処の謝長廷代表(大使に相当)は、より多くの日本人に台湾の美しさや台湾の優秀な芸術家を知ってもらえるようになると喜びを示しました。 


展示を企画した国家文化芸術基金会の林曼麗董事長(会長)によると、出品画家のうち4人は台湾が日本の統治下にあった1900年代初頭に生まれ、日本への留学経験もあり、日本の影響を深く受けました。展示作品は日本から台湾に戻った後に描かれたものです。このほか、若手画家3人による作品も展示されています。林董事長は、異なる世代による絵画作品の対話を楽しんでほしいと語りました。作品は今後1年間展示されます。  


開幕式典には、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長、石井章参院議員、評論家の金美齢氏なども出席しました。谷崎理事長は、日台間の芸術を通じた交流がより深まることに期待を示しました。