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台湾へ「脳内トラベル」 誠品生活日本橋などで台湾の魅力発信

  • 日付:2021-08-18
台湾へ「脳内トラベル」 誠品生活日本橋などで台湾の魅力発信

新型コロナウイルスで海外への渡航が制限される中、日本にいながら台湾の文化やコンテンツに触れてもらおうと、「脳内トラベル台湾」と題したイベントが8月16日から、誠品生活日本橋(東京都中央区)をはじめとした書店で始まりました。参加書店では台湾関連の本などを紹介する特設コーナーを設けるほか、トークイベントも行い、台湾の多様な魅力を発信します。

イベントを実施するのは、台湾の文化コンテンツの産業化や国際化を促進する文化内容策進院(文策院、台北市)。16日には誠品生活日本橋とオンラインで記者会見が開かれました。文策院の丁暁菁董事長(会長)は開催の狙いについて、日本の人々に台湾独特の魅力や多元的な文化、ライフスタイルを体験してもらうのが目的だと説明し、台湾と日本の文化コンテンツの交流がますます深化していくことに期待を寄せました。

ゲストとして会見に出席したデジタル政策担当の唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣に相当)は、台湾のコンテンツの独自性について、「多様な文化やアイデンティティーが台湾の中で融合し合うことで、イノベーションや新しいコンテンツが生まれてくる。それこそが台湾文化の特徴」と語りました。

同イベントは、誠品生活日本橋のほか、「本屋B&B」(東京都世田谷区)で実施中。9月1日からは「ダ・ヴィンチストア」(埼玉県所沢市)でも始まります。日本語に翻訳された台湾人作家の作品や台湾をテーマにした書籍などに加え、台湾の雑貨も展示販売されます。

8月28日には本屋B&Bを経営する内沼晋太郎さんや台湾の書店経営者らが台湾と日本の読書事情について語るトークライブが開かれます。参加申し込みは特設サイト(https://nounai-travel-taiwan.taicca.tw/)で受け付けています。

イベントの実施は9月15日まで。