北部・新北市の新荘小学校に残る明治時代の赤れんが校舎が、同市の歴史的建造物に登録されました。同市政府文化局が5月6日、発表しました。当時の建築様式をとどめており、歴史的・建築的価値があるとして、審議会で全会一致で認定されました。
市文化局によると、同小の前身は日本統治時代に設立された興直公学校。赤れんが校舎は1912(明治45)年までに完成し、同小に現存する最も古い建物だといいます。近年行われた改修工事で本来の姿が明らかになり、同小が文化財登録を希望していました。
赤れんが校舎は4つの教室が一列に並ぶ平屋造りで、アーチ門や格子窓などが残されています。
(新北市文化局提供)