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台湾の新鋭劇団、聖地・本多劇場に初進出 台日小劇場の交流の新たなページを開く

  • 日付:2020-02-03
台湾の新鋭劇団、聖地・本多劇場に初進出 台日小劇場の交流の新たなページを開く

台湾の劇団「VM theater company」(躍演劇団)は3月27日から29日まで、俳優ポン・チャチャ(澎恰恰)さん主演のミュージカル「最後の夜」を東京・下北沢の本多劇場で上演します。これは、同劇団が拠点を置く台北の烏梅劇院(華山1914文創園区内)と本多劇場グループが2018年10月に結んだ姉妹劇場提携に関する取り組みの一環として行われるものです。烏梅劇院では2月21日から3月1日まで、日本の演劇集団「ゴツプロ!」が「狭間の轍」を上演します。

「最後の夜」は台日共通の文化である「カラオケ」を中心に、マジックリアリズムの手法で時代の縮図を投射し、台湾の港町の風情と庶民の心境を伝える作品です。日本での上演は初めてとなります。

1月31日、東京都内でPRイベントが開かれ、ポンさんやVM theater companyを主宰するツン・フェイチェン(曽慧誠)さん、本多慎一郎総支配人、ゴツプロ!の関係者らが出席しました。

本多劇場グループの本多総支配人は、今回の公演を通じて台日の小劇場がより多くの海外ツアーや地域を超えた交流の可能性を開拓できればと期待を寄せました。

ゴツプロ合同会社が発表した報道資料によると、姉妹劇場提携は同劇団が2018年にVM theater companyと共同で台北公演を開催したことに端を発します。台湾側から「台湾の若手スタッフが日本で学び、演劇を長く続けられる環境を作りたい」との意向が寄せられ、両劇場の提携が実現したといいます。

› Ticket Pia:https://w.pia.jp/t/saigonoyoru/  
› CoRich:https://ticket.corich.jp/apply/105180/