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台湾最古の油田、敷地内の歴史建築修復完了

  • 日付:2022-07-01
台湾最古の油田、敷地内の歴史建築修復完了

中部・苗栗県公館郷にある台湾最古の油田「出磺坑油礦場」でこのほど、場内に残る歴史建築5棟の修復工事が完了し、6月30日に記念式典が開かれました。


同油田は清朝時代の1810年代に見つかり、日本統治時代には大規模な開発が行われたとされます。県文化観光局によれば、採掘技術の向上と労働力の移動に伴い衰退した油田を活性化させようと2020年から1億5850万台湾元(約7億1900万円)を投じ、歴史建築に登録された事務所や宿舎などの修復を進めていました。


徐耀昌県長は、同油田の近くを流れる後龍渓の向かい側に整備された文化施設「客家文学花園」と合わせて公館郷のランドマークになり、優良な観光スポットとして観光や地域の発展促進に期待を寄せました。


>世界で2番目に古い油田―苗栗出磺坑


(写真は苗栗県政府と苗栗県政府文化觀光局提供)